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【10/9~11】BioJapan出展のお知らせ(小間番号A-9・首都圏ARコンソーシアム内)

東京都立大学は、10/9(水)~10/11(金)にパシフィコ横浜で開催される「BioJapan」に出展します。当日は、首都圏ARコンソーシアムブース(小間番号A-9)にて、以下3点のシーズをご紹介します。
(1)細胞の接着性と運動特性に着目!転移性がん細胞識別法の開発
(2)間葉系幹細胞のばらつきを乗り越える分化予測方法
(3)アルツハイマー予防や糖尿病治療への応用にも期待!構造安定性の高いベシクル

また(1)(2)については、10/10(木)10:55~11:25にPresentaion Stage Aにおいて、システムデザイン学部機械システム工学科三好洋美教授が研究内容や特許出願技術についてプレゼンテーションを行います。

ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
※BioJapan公式ホームページから、事前の来場登録(無料)が必要です。
https://jcd-expo.jp/ja/

本学出展シーズ概要

(1)細胞の接着性と運動特性に着目!転移性がん細胞識別法の開発
システムデザイン学部 機械システム工学科
三好洋美 教授
転移性の高いがん細胞(浸潤性がん細胞)と転移性の低いがん細胞(低浸潤性がん細胞)、非がん細胞の識別法開発を目指し、細胞の接着性と運動特性に着目した実験を行いました。この結果を応用することで、ハイスループットで転移性がん細胞を判定及び分離できると期待しています。
※運動特性に着目した技術は、以下のページで概要を紹介しています。
細胞運動パターンを利用した細胞識別方法 | 東京都立大学総合研究推進機構 TMU Research Portal

(2)間葉系幹細胞のばらつきを乗り越える分化予測方法
システムデザイン学部 機械システム工学科
三好洋美 教授
間葉系幹細胞は、自己増殖能と多彩な分化能を併せ持ち、再生医療における細胞供給源として期待されています。しかし、細胞集団ごとのばらつきが大きく、拡大培養中に分化ポテンシャルが変化してしまうなど、「多彩な分化能」を持つがゆえの課題を抱えています。本技術では、ゲルを用いて、間葉系幹細胞集団の骨芽細胞分化ポテンシャルを予測する方法について、ご紹介します。
※以下のページで概要を紹介しています
間葉系幹細胞のばらつきを乗り越える分化予測方法 | 東京都立大学総合研究推進機構 TMU Research Portal

(3)アルツハイマー予防や糖尿病治療への応用にも期待!構造安定性の高いベシクル
都市環境学部 環境応用化学科
朝山章一郎 教授
コレステロール由来の疎水基と、親水性ポリマー鎖を持つ化合物から形成されたベシクルを提供する発明です。親水性ポリマー鎖の種類によって、凝集したアミロイドβのリフォールディング作用を示したり、肝実質細胞表面のみに存在するレセプターに特異的に作用するなど、様々な効果があります。
※以下のページで概要を紹介しています。
アルツハイマー予防や糖尿病治療への応用にも期待!構造安定性の高いベシクル | 東京都立大学総合研究推進機構 TMU Research Portal

BioJapan開催概要

■名称 BioJapan
■日時 2024年10月9日(水)~11日(金)10:00~17:00
■会場 パシフィコ横浜展示ホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
■主催 BioJapan組織委員会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン