学長メッセージ

博士後期課程への進学を目指す皆さんへ

大学の研究において、大きな役割を担っているのは博士後期課程学生の皆さんです。皆さんの研究活動を活性化することが、大学の研究力強化に直結するものと考えます。これまで本学では、博士課程研究奨励奨学金を給付する他、JSTの大学フェローシップ創設事業や次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)事業への採択を通じ、皆さんへの経済的支援策を実施してきました。

来年度(2024年度)よりこれら国の施策の終了に伴い、学内外の施策を発展的に統合し、新しい博士支援制度へと改編する予定です。いわゆるストレートドクターと呼ばれる修士から直接博士後期課程に進学する学生に向けた支援策を充実します。具体的には、ストレートドクター全員への経済支援ができないかについて検討を進めています。また、2024年度から開始される新たな国の博士支援制度に本学も申請する予定ですが、この申請が採択された場合には、1学年25名程度に年240万円の経済支援を行うことが可能となります。詳細な支援内容は今年中に明らかにする予定です。加えて、今年度(2023年度)から新たに博士人材支援室を設置し、経済支援とともに多様なキャリアパス支援も拡充していく方針を固めています。

以上のように、今後ストレートドクターに対する支援策の拡充を目指します。博士後期課程に進学した皆さんが、安心して研究活動に注力できる環境整備を大学として進めていきます。

2023年5月30日
東京都立大学
学長
大橋 隆哉