特許 健康、医療、福祉 目標3.すべての人に健康と福祉を目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう システムデザイン研究科
ストレス状態の変化を用いたうつ傾向判定システム
掲載日:
うつ状態、精神負荷、心拍数変動指数
どんなシーズなの?
うつ傾向があるか否か、人の心身状態を手軽かつ高精度に判定してくれるシステムの発明です。
一般的に心の状態は、問診票の回答をもとに、医師の経験と技量により診断されますが、本発明では、人に乱数発声などの精神的負荷をかけ、その前後・最中にそれぞれ測定される心拍データから得られる心拍の揺らぎを用いて、心身状態を判定する点がユニークなところです。
こんなことに使える!
本発明によれば、簡便かつ高精度に心身状態の判定が可能になるので、うつ病の早期発見、予防、早期治療といったストレス社会におけるメンタルヘルス問題の解決に一役を担うことが期待されます。
また、本発明の技術は、携帯端末等に実装可能であるため、高価な装置を導入する必要がなく、簡単かつ安価に検査環境を構築することができます。
こんな研究室です!
松井研究室は、人間の安全や安心を支える「技術」と「システム」をモットーに、他にも新たな感染症に備えた新検疫システムや高齢者介護施設等における睡眠時の安否確認システム等の研究・開発に取り組んでいます。
皆様からのご相談をお待ちしています!
研究者
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松井 岳巳 教授
- システムデザイン研究科
発明の名称
精神状態判定方法及び精神状態判定プログラム
番号
特許第6635507号