特許 健康、医療、福祉 目標3.すべての人に健康と福祉を目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう システムデザイン研究科
マイクロ波レーダーを用いた睡眠段階・ストレス度推定システム
掲載日:
睡眠段階、マイクロ波レーダー、ストレス度
どんなシーズなの?
身体に影響を与えることなく、人の睡眠状態や睡眠周期、自律神経活性度に基づいて、睡眠段階およびストレス度を簡便かつ高精度に検査してくれるシステムの発明です。
一般的な睡眠時ポリソムノグラフィのように、脳波、筋電図、眼球電図の情報を用いるのとは異なり、マイクロ波レーダーによって検出される睡眠中の人の体動、呼吸間隔の変動、心拍のゆらぎなどを用いて判定する点がユニークなところです。
こんなことに使える!
本発明によれば、睡眠深度や睡眠周期やストレス度の検査のために人体に電極を貼り付けて脳波、心電図等の情報を取得する必要がなく、簡便かつ高精度に検査が可能になります。
また、例えば、高齢者や良質な睡眠の確保に悩む現代人が日頃の睡眠状態やストレス度を定量的に把握できる機会を提供でき、健康増進の一翼を担うことが期待されます。
こんな研究室です!
松井研究室は、人間の安全や安心を支える「技術」と「システム」をモットーに、他にも新たな感染症に備えた新検疫システムや高齢者介護施設等における睡眠時の安否確認システム等の研究・開発に取り組んでいます。
皆様からのご相談をお待ちしています!
研究者
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松井 岳巳 教授
- システムデザイン研究科
発明の名称
睡眠段階判定装置、睡眠段階判定方法、及び睡眠段階判定プログラム
番号
特許第6757532号