研究成果 情報通信エレクトロニクス 目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう目標11.住み続けられるまちづくりを 東京都立大学システムデザイン研究科
時間と周波数の信号処理による超高速光オシロスコープ
掲載日:
keywords : 光コム、三次元計測
どんなシーズなの?
超高速光信号を光コムにより形成される時間周波数軸に投影する光時間周波数離散直交変換器の開発には、柔軟な制御性に優れた光コムの開発など多くの技術課題を抱えていました。本研究の手法では、長いタイムフレーム内の光信号を一括して捉え、この中で引き起こされる超高速光現象を逃さずに捉えることが可能になりました。本手法の高い線型性に着目し、種々の超高速光計測・解析技術をディジタル空間に仮想実装していきます。多様性・柔軟性に優れた超高速光計測プラットフォームを提供し、各方面への応用を探ります。
こんなことに使える!
「光時間周波数離散直交変換器」により、連続性に優れた超高速シングルショット光計測を実現しました。本手法は光集積技術との高い親和性を有し、光エレクトロニクス(光変調器、フォトダイオード)を駆使し、光段処理(非線形光学、光フィルタ)が不要で超高速リアルタイムサンプリングが可能になります。
こんな研究室です!
坂本研究室では、超高速光通信システムや、超広帯域光・高周波計測を実現するための、 アナログ/デジタル光信号処理・マイクロ波信号処理技術の研究を行っています。
研究者
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坂本高秀 准教授
- システムデザイン研究科