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特許 健康、医療、福祉エレクトロニクス 目標3.すべての人に健康と福祉を システムデザイン研究科

周波数掃引型超音波画像化方式~超音波画像の高解像度・高分解能化に成功~

掲載日:

超音波診断、非破壊検査、超音波顕微鏡

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どんなシーズなの?

 超音波を用いて生体を可視化する場合、トランスデューサーや生体の周波数特性に起因する波形の歪みが画像に生じ、可視化対象の大きさや物性値、トランスデューサーの性能によっては十分な分解能を得られない場合がありました。このような問題は超音波に限らず、音波や電磁波等の波を用いた可視化の技術に共通する課題です。

 本技術は、新たに開発した各種の計算方法を適用することで、超音波可視化画像の分解能及び解像度を向上されることに成功しています。複数種類*の計算方法を開発しており、用途や状況に合わせた適用開発が期待されています。

*SCM+DAS|HRR-FDMAS|Double DCR-MVDR |Standardized Double DCR-MVDR

こんなことに使える!

 一般の医用超音波診断装置に適用可能です。また、より詳細な画像化を目指すという観点では、超音波顕微鏡への適用も期待でき、非破壊検査用の超音波計測装置での活用も有効だと考えています。

【FDMAS】Filtered-Delay Multiply Ans Sum
【SCM】Super resolution FM-Chirp correlation Method
【HRR-FDMAS】High Range Resolution – FDMAS
【CPWC】Coherent Plane-Wave Compounding
【DCR-MVDR】Data-Compound-on-Receive Minimum Variance Distortionless Response

こんな研究室です!

 田川研究室では、医療系超音波による画像化と、コンピュータビジョンに関する研究をメインに行っています。

研究者

  • 田川 憲男 教授

    • システムデザイン研究科

発明の名称

可視化システム、可視化方法及びプログラム

番号

特願2020-099314

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