特許 情報通信健康、医療、福祉 目標4.質の高い教育をみんなに目標11.住み続けられるまちづくりを システムデザイン研究科
動作コミュニケーションを 取り入れたテレプレゼンスシステム
掲載日:
テレプレゼンスシステム、ロボット、共感
どんなシーズなの?
遠隔地でも同意や共感を視覚的に伝えられるコミュニケーションシステムの発明です。
具体的には、端末の傾斜運動の制御方法にヒミツがあります。
聞き手側が頷く等の動作を行った場合に、その動作に応じて話手側のロボット頭部だけが動きます。話し手側ではロボット頭部の動きによって聞き手の同意や共感などを視認することができ、聞き手側は話し手の表情に集中することができるのです。
こんなことに使える!
オフィスではテレワーク化が進む一方、高齢者の方々が暮らす地域コミュニティではTV電話等や仰々しいTV会議にはまだ馴染みがありません。また、画面上の相手の動作は伝わりにくい場合もあります。実際の動作を感じられるこの発明は、高齢者や視覚的な認知に障害を持つ方々、認知症の患者さんなどのコミュニケーション支援につながる可能性があります。
こんな研究室です!
下川原研究室では、知的エージェント、知能情報処理によるインタラクション、行動認識・ジェスチャ認識、ヒューマン・ロボット・インタラクション、ソーシャルロボティクスなどをキーワードに、人を理解し、人と人をつなぐロボットシステムの研究に取り組んでいます。
研究者
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下川原 英理 准教授
- システムデザイン研究科
発明の名称
テレプレゼンスシステム
番号
特許第7106097号