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特許 ライフサイエンス健康、医療、福祉ナノマテリアル、材料 目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう目標3.すべての人に健康と福祉を 東京都立大学都市環境科学研究科

生体適合性の高い 医療用材料の表面処理剤

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keywords : 生体適合性、ポリエチレングリコール、タンパク質吸着抑制

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どんなシーズなの?

 本発明では、ポリエチレングリコールを含む界面活性剤様化合物に着目し、疎水部としてコレステリル基を有し、親水基としてポリエチレングリコールを含む化合物が、タンパク質(グロブリン)の吸着、および、血小板の接着を抑制することができることを見出しました。簡便な表面処理によって有機系の樹脂材料のコーティングが可能で、優れた血液適合性を発揮することができます。

こんなことに使える!

 バイオマテリアルが安全に機能するために重要なのが生体適合性です。生体適合性を有するバイオマテリアルであるポリエチレングリコールを医療用材料の表面に化学修飾することは、医療用材料表面へのタンパク質の吸着を抑制する手法として一般的です。
 しかし、被修飾ポリエチレングリコールは安定的に医療用材料表面に結合するものの、化学反応性基を予め導入しなければならない煩雑性や、副生成物の残存の問題がありました。
 表面処理剤として、合成の容易性または簡便性、生体適合性の高さ、表面修飾処理の簡便性、安全性、コスト等の様々な観点から有利な効果を奏する生体適合性高分子の開発が求められています。

こんな研究室です!

 朝山研究室では、QOLを向上させるバイオマテリアルの開発を行っています。

◆遺伝子(プラスミドDNA)デリバリーシステム:
微小遺伝子凝縮体による生体内未踏空間へのデリバリー
⇒遺伝病・乏血管性難治がん治療

◆生理活性亜鉛デリバリーシステム:血糖降下ホルモン血中濃度の遠隔操作
⇒糖尿病治療薬の革新・インテリジェント材料

◆バイオ医薬品デリバリー
⇒慢性・希少疾患治療

◆体内埋め込み型バイオマテリアル
⇒生体適合性材料・医療デバイス

研究者

  • 朝山章一郎 准教授

    • 都市環境科学研究科
  • 川上浩良 教授

    • 都市環境科学研究科

発明の名称

表面処理剤

番号

特6952340

関連文献

Designing a Bioinert Surface by Simple Coating with Cholesterol End-Modified Poly(ethylene glycol) | Langmuir (acs.org)

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