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特許 情報通信 目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう システムデザイン研究科

難視化したQRコードでも高い確度で読み取る方法

掲載日:

QRコードの難視化・不可視化、情報の高密度化

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どんなシーズなの?

QRコードを難視化して、イメージやテキストに重ね合わせた(埋め込んだ)状態にしても、高い確度で読み取り可能な方法を開発しました。

具体的には、下図左側に示すような、QRコードを埋め込んだ写真(ここでは猫の写真)を、カメラで撮影し、今回開発したフィルタ処理を施しますことにより、下図右側に示すように、視認しにくかったQRコードをきれいに復元することができます。


カメラで撮影した画像(左)と、これに今回開発したフィルタ処理を施した画像(右)

こんなことに使える!

今回開発した技術は、電子決済、在庫管理、連絡先情報の共有など、QRコードを用いる様々な場面で利用することができます。

QRコードは、人間には判読できない単なる記号・マークに過ぎないため、商品等に付加すると、パッケージデザインを損ねたり、人間に判読可能な情報のスペースを狭めたりするなど、様々の課題がありました。また、これら課題の改善のため、QRコードを人間に見えにくくすると、カメラでも読み取りにくくなる、という弊害を招いていました。

本技術を用いることにより、これら課題を解決できる可能性があります。

こんな研究室です!

和田研究室では、福祉施設や小売店舗、住空間で活躍するロボットの研究開発を行っています。

また、新たなロボット技術の開発だけでなく、心理・生理・社会学的側面から開発したロボットを調査し、その有用性を評価する研究を行っています。

研究者

  • 和田 一義 准教授

    • システムデザイン研究科

発明の名称

暗号化・復号化システム、複号化装置および復号化プログラム

番号

特願2024-133168

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